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その光はまことの光
ヨハネ1:6-9
2019年12月25日・降誕日
奈良基督教会での説教
「1:6 神から遣わされた一人の人がいた。その名はヨハネである。7 彼は証しをするために来た。光について証しをするため、また、すべての人が彼によって信じるようになるためである。8 彼は光ではなく、光について証しをするために来た。9 その光は、まことの光で、世に来てすべての人を照らすのである。」ヨハネ1:6-9
洗礼者ヨハネは神から遣わされた人でした。彼の使命は、まことの光である方を指し示すこと、すべての人がその方を信じるように命がけで指し示すことでした。そのヨハネが示したまことの光であるイエスについてヨハネ福音書は次のように語っています。
「その光は、まことの光で、世に来てすべての人を照らすのである。」
まことの光なるキリスト。この方がこのわたしたちの闇と混乱の世界に来られて、すべての人を照らされる。それは闇と混乱の中にあるわたしたちを救うためです。
まことの光であるイエス・キリスト。この方は人をまっすぐにご覧になります。人は上辺を見、表面を見る。しかしこの方は心を見られます。この方のまことの光、真実の光が、人の心の奥まで見通してしまうのです。
イエスはいろんな人と出会っていかれます。この方は人のまこと、真心、真実を求めておられます。そしてあるとき、一人の人を見出されました。その名前はナタナエルです。
ナタナエルはフィリポの友人でした。フィリポのほうは先にイエスを信じるようになっていて、何とかして友人のナタナエルをイエスと引き合わせたいと思いました。
……