- - 【説教】憐れみと祈りの霊を
- - 【説教】聖霊は一人ひとりに賜物を与えてくださる
- - 【聖餐式の言葉から】
- - 【説教】祈ってくださるイエス
- - 【燃える愛の火──聖書に神の火を探る】
- - 【説教】聖霊が教えてくださる
- - 尹東柱「こおろぎと僕と」
- - 【説教】わたしは彼らを知っている
- - 【説教】サウロの回心とアナニア
- - 【説教】わたしの主、わたしの神よ
- - 尹東柱「たやすく書かれた詩」
- - 【説教】イエスの墓に行った女性たち
- - 【黙想】父よ、わたしの霊を御手にゆだねます
- - 【説教】キリストの血によって
- - 【聖餐式の言葉から 18】感謝・祝福・派遣
- - 【説教】命のパンとなるために
- - 【燃える松明──アブラハムの経験した神の愛】
- - 【説教】み顔の光を仰ぎ見
- - 【聖餐式の言葉から 17】陪餐
- - 【説教】悪口を言う者に祝福を祈り
【説教】行って実を結び、その実が残るようにと
ヨハネ15:12-17
2020年11月30日
ウイリアムス神学館関係逝去者記念聖餐式
京都教区主教座聖堂(聖アグネス教会)
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今から168年前、1852年の秋、ひとりの若者がヴァージニア神学校に入学しました。チャニング・ムーア・ウィリアムズ、当時23歳でした。3年後、卒業を前に彼はアメリカ聖公会内外伝道局外国委員会に対してこんな趣旨の手紙を出しました。
「中国伝道に自分の身を献げたいのです。よく考え、聖霊の導きを求めて祈ってきた上での決意です。」
ウィリアムズは中国での働きを開始した後、しばらくして日本への宣教師として指名され、幕末の1859年に長崎に上陸しました。そして1908年に満78歳で日本を離れるまで、50年近くにわたって日本で活動し、日本聖公会の基礎を築いたのでした。
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