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【講話】旧約聖書における救い主待望
2020年12月2日
エリサベトが男の子を産んだとき、父ザカリアは聖霊に満たされてこう預言しました。ルカ福音書第1章にこう記されています。
「76 幼子よ、お前はいと高き方の
預言者と呼ばれる。
主に先立って行き、その道を整え、
77 主の民に罪の赦しによる救いを
知らせるからである。
78 これは我らの神の憐れみの心による。
高い所からあけぼのの光が我らを訪れ、
79 暗闇と死の陰に座している者たちを照らし、
我らの歩みを平和の道に導く。」
この幼子とは後の洗礼者ヨハネです。「主に先立って行き、その道を整え」は旧約聖書・マラキ書の預言「見よ、わたしは使者を送る。彼はわが前に道を備える」(3:1。聖書協会共同訳では「私は使者を遣わす。彼は私の前に道を整える」)に基づいています。マラキの預言と救い主待望は、エリサベト、ザカリア、洗礼者ヨハネをとおしてイエス・キリストにつながっています。
救い主イエス・キリストの降誕は、神の民イスラエルの長い歴史の中で預言され、待望されてきたことの実現である。旧約聖書における救い主待望に触れることをとおして、わたしたちはより深くイエス・キリストを理解することができるでしょう。
1. ベオルの子バラム
2. ヨブ3. ミカ
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