- - 【3月21日】トマス・クランマー カンタベリー大主教、殉教者 1556
- - 新しい道【尹東柱の詩 3】
- - 【説教】サマリアの女とイエス
- - 【説教】神の国に招かれたニコデモ
- - 少年【尹東柱の詩 2】
- - 雪 降る地図【尹東柱の詩 1 】
- - 【説教】山の上のイエスの姿
- - 【講演本文】『天(空)と風と星と詩』初版本に見る尹東柱の面影
- - 【講演資料】『天と風と星と詩』初版本に見る尹東柱の面影
- - 【説教】あなたがたは世の光である
- - 【説教】悲しむ人々に与えられる神の慰め
- - 【説教】詩人・尹東柱の十字架《動画あり》
- - 【資料】詩人・尹東柱の十字架(キリスト教一致祈祷週間)
- - 【2023.2.11 尹東柱詩碑献花式】
- - 【説教】見よ、世の罪を取り除く神の小羊
- - 「キリスト教一致祈祷週間」礼拝ご案内 京都キリスト教協議会(KCC)主催
- - 【説教】イエスの名を呼んだ人々
- - 【説教】言は肉となって、 わたしたちの間に宿られた
- - 【説教】ある夜の羊飼いたち【説教】
- - 【説教】その名はインマヌエル
【説教】水がめに水をいっぱい入れなさい
ヨハネ2:1-11
2022年1月16日・顕現後第2主日
(司式予定の教会が新型コロナの影響で礼拝休止となりました。原稿を公開します。)
「三日目に、ガリラヤのカナで婚礼があって、イエスの母がそこにいた。イエスも、その弟子たちも婚礼に招かれた。」ヨハネ2:1-2
イエスの母マリアは先に行って婚礼の準備をしていたのかもしれません。そしてイエスも、イエスの弟子たちも招かれて、その婚礼に出かけました。結婚する二人を祝福するのが目的です。場所はカナ。ナザレの北のほうの村です。
当時の婚礼の宴は何日にもわたって行われたそうです。村中の人が参加しました。婚礼は大きな、また大切な出来事です。
ところが、その婚礼の宴にとって欠かせないぶどう酒が足りなくなったことに、マリアは気づきました。そのことがあらわになれば、宴は興ざめとなり、結婚した二人も恥ずかしいを思いをすることになります。マリアは裏方を仕切っていたのかもしれません。とても心配して、何とかならないものかと、イエスに言いました。
「ぶどう酒がなくなりました。」2:3
それに対してイエスは母マリアに言われました。
「婦人よ、わたしとどんなかかわりがあるのです。」2:4
ここはギリシア語原文では「わたしとあなたとは何なのか」となっています。
マリアは親子の情愛をもってから息子イエスに語りかけているようなのですが、イエスはまるでそのような情愛を断ち切るかのような冷たい返事をします。その後にこう言います。
「わたしの時はまだ来ていません。」
……