- - 【案内】星をうたう心で ─ 詩人 尹東柱の信仰と平和への思い
- - 【説教】わたしを贖う者は生きておられる
- - 尹東柱「山間の水」
- - 【説教】悲しむ人々は
- - 【講演】張準相司祭・聖ガブリエル教会と大阪教区
- - 【説教】神様、罪人のわたしを憐れんでください
- - 【説教】テモテが親しんできた聖書
- - 【立教大学 尹東柱記念碑除幕式 スピーチ】
- - 【説教】わたしが手を置いたことによって
- - 【説教】主に希望をかける人は幸せ
- - 「秋の日」 リルケ
- - 【説教】わたしのうちに清い心を造ってください
- - 【説教】幸せな人、それは主のおきてを喜ぶ人
- - 説教者が必ず捨てなければならない習慣
- - 【説教】静まれ、わたしを神と知れ
- - 【説教】天を仰ぐ
- - 【説教】愛を身に着けなさい
- - 【講演概要】主イエス・キリストよ、おいでください ─ 聖餐式の祈りを味わう ─
- - 【尹東柱 立教時代の詩】
- - 【説教】誘惑に遭わせないでください
【説教】ただ主に仕えよ
マタイ4:1-11
2020年3月1日・大斎節第1主日
奈良基督教会にて
今日は大斎節第1主日。今日からイースターに向かって、わたしたちは6週間の信仰の旅を始めます。その旅は、必ずしも楽しい旅ではありません。むしろかつて遠い昔、信仰の先祖たちイスラエルの人々がエジプトを脱出したあと、40年の間荒野の旅をしたように、わたしたちもある意味で荒野の旅をするのです。
ちょうど主の民イスラエルが荒野の旅路で、飢え、渇き、病気、不安、葛藤、恐怖を経験したように、わたしたちもそのような経験をするかもしれません。いや、今わたしたちは現に不安の中にいます。新型コロナウィルスの感染がいつ起こるか、だれに起こるか、さらに広まるのか、いつ終息するのか、わかりません。
しかし不安や恐怖に圧倒されてはいけない。何が起ころうと、わたしたちには神さまがおられます。さらに荒野の恐ろしい試練を経験された主イエスが共におられます。それをしっかりと心にとどめつつ、復活の主に出会う日を目指して進んで行くのがわたしたちです。
今日朗読した福音書は、主イエスが経験されたサタンの誘惑を伝えていました。40日間、主イエスは荒野で断食して心も身体も弱り切ったとき、サタンの誘惑にさらされました。弱り果てたとき、ただひとりで、そして無防備で誘惑にさらされたのです。
……
RSS





