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【説教】イエスが岸に立っておられた
ヨハネ21:1-14
2022年5月1日・復活節第3主日
上野聖ヨハネ教会にて
シモン・ペテロが「わたしは漁に行く」と言うと、他の弟子たちが「わたしたちも一緒に行こう」と答えました。
場所はティベリアス湖畔。ティベリアス湖とはガリラヤ湖の別名です。この弟子たちの故郷、またイエスさまの故郷の湖です。
一緒に漁に行った弟子たちの名前が記されています。
「シモン・ペトロ、ディディモと呼ばれるトマス、ガリラヤのカナ出身のナタナエル、ゼベダイの子たち、それに、ほかの二人の弟子」ヨハネ21:2
全部で7名です。
一晩中苦労しました。徒労でした。その晩は1匹も魚がとれなかったのです。
苦労してその結果が空しかったとき、体が疲れるのはもちろんですが精神的な疲労、失望が大きいものです。疲れ果てた弟子たちは、夜明けの湖の舟の中で、口をきく気力もなくへたり込んでいます。陸からは90メートルくらいの所です。
そのとき、岸辺に立った人影があります。
「子たちよ、何か食べるものがあるか」
……
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