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使徒言行録13:44-52
2022年5月15日・復活節第5主日
聖光教会にて
今日は復活節第5主日です。主イエスの復活を記念するイースターから4週間、およそ30日が過ぎました。復活日が過ぎて日が進んでいくと、だんだん主の復活の意識が薄れていくかもしれません。しかし使徒言行録によれば、主イエスは復活後40日にわたってたびたび弟子たちに現れてご自身が生きていることを示し、神の国について話されました(使徒言行録1:3)。それですからわたしたちも、ただイースターが終わってしまったというのではなく、たびたび復活の主を思って過ごしたいと思います。
さらにわたしたちは、2000年前の弟子たちがそうであったように、ある時に向かって近づいています。何かと言うと、神の愛が炎のように燃えて弟子たちに注がれた日、聖霊降臨日に向かって近づいています。今日から3週間後、わたしたちは聖霊降臨日を迎えます。この聖霊降臨日(ペンテコステ)があって教会が誕生しました。聖霊降臨日があって福音の伝道が始まり、聖霊降臨があったからこそ、わたしたちもイエス・キリストを知り、信じるようになったのです。
復活日と聖霊降臨日の間を生きるわたしたち。復活の主イエスを思いつつ聖霊降臨日を待ち望んで今の時を過ごしましょう。
ところで今日、最初に読まれた使徒言行録の最後に、「聖霊」という言葉が出て来たことに気づかれたでしょうか。
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