- - 【聖職按手式説教】幸いな僕
- - 【説教】わたしたちの大祭司イエス・キリスト
- - 【韓国讃頌歌435】わたしの永遠の賜物
- - 【説教】あなたの家を思う熱意
- - 【聖餐式の言葉 8】懺悔
- - 【説教】荒野のイエス
- - 【説教】エリシャは子どもの上に伏し
- - 【聖餐式の言葉から 7】代祷
- - 【説教】わたしについて来なさい
- - 【説教】幼子はイエスと名付けられた
- - 【説教】聖霊があなたに降り
- - 【説教】その夜の羊飼いたち
- - 【説教】洗礼者ヨハネの喜び
- - 【韓国の祈りから 3】<神の愛が感じられない人のための祈り>
- - 【聖餐式解説】
- - 【説教】イエス・キリストの日
- - 【韓国の祈りから 2】<眠る前にささげる祈り 2>
- - 【説教】主の日に備えて生きる
- - 【説教】いつまでも主と共に
- - 【韓国の祈りから 1】<眠る前にささげる祈り 1>
【説教】 愛する御子の支配下に
コロサイ1:1-14
2022年7月10日・聖霊降臨後第5主日
敦賀基督教会にて
今日の使徒書、コロサイの信徒への手紙の初めのほうを読んでまず気づくのは、手紙の著者パウロが祈っているということです。手紙の宛先コロサイは、今のトルコの内陸部の町です。パウロはコロサイの人々のために祈っています。
「わたしたちは、いつもあなたがたのために祈り、わたしたちの主イエス・キリストの父である神に感謝しています。」コロサイ1:3
「感謝しています」とパウロは言うのですが、パウロはこのコロサイに行ったことはなく、また特別コロサイの信徒から世話になったというわけではありません。それなのに何が感謝なのでしょうか。続きに彼はこう言っています。
「あなたがたがキリスト・イエスにおいて持っている信仰と、すべての聖なる者たちに対して抱いている愛について、聞いたからです。」1:4
会ったことはなくても、コロサイの教会の人々が信仰と愛によって生きていると聞いたことがうれしい。そのゆえに神に感謝する。これが伝道者の思いです。
コロサイに福音を宣べ伝えたのはエパフラスという人です。7節にこう言われています。
「あなたがたは、この福音を、わたしたちと共に仕えている仲間、愛するエパフラスから学びました。」1:7
おそらくこういうことだったと思います──エパフラスはパウロからイエス・キリストの福音を聞き、心を燃やされて故郷のコロサイに帰って伝道した。こうしてコロサイの教会が始まり、発展していきました。
……