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【説教】イエスの名を呼んだ人々
ルカによる福音書 2:15-21
2023年1月1日・主イエス命名の日
上野聖ヨハネ教会にて
「八日たって割礼の日を迎えたとき、幼子はイエスと名付けられた。これは、胎内に宿る前に天使から示された名である。」ルカ2:21
新しい年が始まった今日、1月1日は「主イエス命名の日」です。「8日たって」とは、12月25日の降誕日から数えて8日目ということですね。この日幼子は正式に「イエス」と名付けられました。天使からマリアに、またヨセフに「その子をイエスと名付けなさい」(ルカ1:31、マタイ1:21)と命じられていたとおりに、それを実行したのです。
マリアはイエスの名を呼びました。ヨセフもイエスの名を呼びました。近くにいた人たちも、イエスの名を呼んだことでしょう。主イエスは30年あまり、その生涯にわたってその名前を呼ばれることになります。わたしたちも今日この礼拝を、「主イエス・キリストよ、おいでください」と、主イエスの名を呼んで始めました。
「イエス」とは、「主は救い」という意味です。
ところで今、イエスは生涯その名を呼ばれることになったと言ったのですが、実際に聖書の中でだれがイエスの名を呼んだのか、それはどんな場面であったか、を今日は確かめてみたいと思います。
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