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- - 【説教】成長する神の国
- - 【聖餐式の言葉から 11】心を神に
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- - 【聖餐式の言葉から 10】奉献
- - 【説教】主のみ手が共にあったので──アンティオキア教会の始まり
- - 【説教】わたしが生きているので、あなたがたも生きる
- - 【説教】良き羊飼いイエス
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- - 【説教】わたしの主、わたしの神よ
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【聖餐式の言葉から 1】主イエス・キリストよ、おいでください(参入)
主イエス・キリストよ、おいでください(参入)
聖餐式の本文は、司祭が「主イエス・キリストよ、おいでください」と、主イエスを呼び求めることから始まります。
イエス・キリストが来てくださらなければ、礼拝は無意味です。
主イエス・キリストと出会い、この方と交流する(この方の命をいただく)ことが礼拝の意味であり目的です。
実は、主イエスはご自分のほうからわたしたちを待っていてくださるのですが、わたしたちがこの方を呼ぶときに、喜ばしい出会いが起こります。
司祭の祈りに重ねて、会衆は「弟子たちの中に立ち、復活のみ姿を現されたように、わたしたちのうちにもお臨みください」と祈ります。イエス・キリストの臨在こそ、礼拝の根本です。
最初の主の弟子たちに起こったこと──復活のイエスの顕現が、今、この礼拝で起こってほしいのです。
礼拝の始まる前に、主イエスの臨在を求めて心から静かに祈り、そして礼拝の冒頭でイエスを切に呼び求めるとき、イエスはここにおいでくださって聖餐式は命あるものとなります。
主は、わたしたちに出会うことを喜びとして待っておられます。
(もし礼拝に遅刻する場合でも、礼拝堂に到着するまで「主イエス・キリストよ、おいでください」と祈っていましょう。)
*
それゆえ、主は恵みを与えようとして
あなたたちを待ち
それゆえ、主は憐れみを与えようとして
立ち上がられる。
まことに、主は正義の神。
なんと幸いなことか、すべて主を待ち望む人は。
イザヤ書 30:18
(予定)
- 主イエス・キリストよ、おいでください(参入)
- キリエ・エレイソン(主よ、憐れみをお与えください)
- いと高きところには神に栄光(大栄光の歌)
- 聖書のみ言葉を聞きましょう(聖書)
- わたしたちは信じます(信経)
- 全公会のため、また世界のために祈りましょう(代祷)
- 罪を懺悔しましょう(懺悔)
- 主の平和が皆さんとともに(平和の挨拶)
- すべてのものは主の賜物(奉献)
- 心を神に(スルスム・コルダ)
- 聖なるかな(サンクトゥス)
- このパンとぶどう酒を祝し(祈求・エピクレーシス)
- わたしを記念するため、このように行いなさい
(想起・アナムネーシス) - 天におられるわたしたちの父よ(主の祈り)
- 世の罪を除く神の小羊(アニュス・デイ)
- あなたのために与えられた主イエス・キリストの体
(陪餐) - 父と子と聖霊なる全能の神の恵みが(祝福・派遣)
司祭 ヨハネ 井田 泉