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- - 【説教】憐れみと祈りの霊を
- - 【説教】聖霊は一人ひとりに賜物を与えてくださる
- - 【聖餐式の言葉から】
- - 【説教】祈ってくださるイエス
- - 【燃える愛の火──聖書に神の火を探る】
- - 【説教】聖霊が教えてくださる
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- - 【説教】サウロの回心とアナニア
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- - 尹東柱「たやすく書かれた詩」
- - 【説教】イエスの墓に行った女性たち
- - 【黙想】父よ、わたしの霊を御手にゆだねます
- - 【説教】キリストの血によって
- - 【聖餐式の言葉から 18】感謝・祝福・派遣
- - 【説教】命のパンとなるために
- - 【燃える松明──アブラハムの経験した神の愛】
- - 【説教】み顔の光を仰ぎ見
- - 【聖餐式の言葉から 17】陪餐
【説教】洗礼者ヨハネの喜び
ヨハネによる福音書 1:6-8、19-28
2023年12月17日・降臨節第3主日
聖光教会にて
「神から遣わされた一人の人がいた。その名はヨハネである。彼は証しをするために来た。光について証しをするため、また、すべての人が彼によって信じるようになるためである。彼は光ではなく、光について証しをするために来た。」
ヨハネ1:6-8
今日はこの洗礼者ヨハネに注目してみましょう。ヨハネは、光なるイエスを指し示す人ために来た、と言われています。わたしたちが彼の指し示すところに従ってイエスを信じるなら、彼の喜びは満ちあふれます。
ヨハネは自分のことをこう言いました。
「わたしは荒れ野で叫ぶ声である。『主の道をまっすぐにせよ』と」ヨハネ1:23
ヨハネは、荒れ野で叫ぶ声です。彼は救い主を迎える準備をするように呼びかけます。その熱心さと真剣さのゆえに、彼は自分の存在がまるごと「叫ぶ声」となってしまうほどでした。逆から言えば、世の中と人々の心のありようがあまりにひどく、救い主を迎えるのに相応しくない状態だった、ということです。偽善、傲慢、暴力、戦争、搾取の現実は、まったく変えられなければならないのです。
洗礼者ヨハネとイエスの出会いを追ってみましょう。まずヨハネの誕生物語からです。
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※写真は今日の聖光教会
