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【聖餐式の言葉 15】天におられるわたしたちの父よ(主の祈り)

感謝聖別の後、一同で「主の祈り」を唱えます。

主の祈りのあらましは次のとおりです。

1 【呼びかけ】 天におられるわたしたちの父よ、

2 【祈願】
(1)神に関する祈願(祈り)前半3つ

み名(あなた=神の名)が聖とされますように。

み国(あなたの=神の統治)が来ますように。

みこころ(あなたの=神の意志)が天に行われるとおり地にも行われますように。

 (2)わたしたちに関する祈願(祈り)後半3つ

わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください。

わたしたちの罪をおゆるしください。わたしたちも人をゆるします。

わたしたちを誘惑におちいらせず、悪からお救いください。

3  【頌栄(賛美)】
国と力と栄光は、永遠にあなたのものです アーメン

神への呼びかけだけですでに祈りです。神はわたしたちの呼びかけを聞かれ、神とわたしたちの交流が始まります。

「神に関する祈り」が先、その次に「わたしたちに関する祈り」が続きます。神のことが第1、わたしたちのことが第2。これが信仰の秩序です。

「まず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる」(マタイ6:33)と、イエスが約束されたことを心にとめましょう。

主の祈りは、主イエスご自身が祈っておられる祈りです。イエスがご自身の祈りにわたしたちを招き入れてくださるのです。この祈りを祈るとき、わたしたちはイエスとひとつにされます。

主の祈りの中に、わたしたちの抱える大小の困難や願いをこめましょう。それをイエスはご自分のこととして、一緒に祈ってくださいます。