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【聖餐式の言葉から 18】感謝・祝福・派遣

神の恵みが、常に皆さんとともにありますように <感謝・祝福・派遣>

陪餐の後、一同で感謝の祈りを献げます。神はみ子イエス・キリストの尊い体と血をもってわたしたちを養ってくださいました。

今、わたしたちの祈りの群れの中に、また一人ひとりのうちに、イエス・キリストの愛の命が宿っています。わたしたちの心臓は、喜びに鼓動するのです。

今やわたしたちは主イエスの愛の命を受け、主の願いを託されました。「み国の世継ぎ」として神の国の実現のために、わたしたちはこの祈りの場から世界に派遣されます。わたしたちにはこの世に生きる意味と、なすべき働きがあるのです。

「どうか、聖霊によってわたしたちをこの世に遣わし、み旨を行う者とならせてください。栄光は世々に限りなく、父と子と聖霊にありますように アーメン」

祈りは、三位一体の神への賛美で締めくくられます。

司祭(主教臨席のときは主教)は次の言葉で会衆を祝福します。ここで大切なことは、神がわたしたちを祝福してくださる、ということです。司祭は神の祝福を仲立ちする者です。

「父と子と聖霊なる全能の神の恵みが、常に皆さんとともにありますように」

この時、十字架を切るのも良い習慣です。祝福をわが胸に刻みます。そして「アーメン」としっかり応答します。

祝福を受けたらここでしっかり立ち上がりましょう。神がわたしたちをこの世に派遣されます。決意してわたしたちは出発するのです。

執事または司祭 ハレルヤ、主とともに行きましょう
会衆 ハレルヤ、主のみ名によって アーメン

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