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【説教】悲しむ人々は
マタイによる福音書 5:1-4
ヨハネの黙示録 7:17
シラ書 44:9
諸聖徒日(逝去者記念)
2025年11月2日
上野聖ヨハネ教会墓地礼拝
「イエスはこの群衆を見て、山に登られた。腰を下ろされると、弟子たちが近くに寄って来た。そこで、イエスは口を開き、教えられた。」マタイによる福音書5:1-2
イエスは群衆とともに山の上におられました。今わたしたちは、小高い丘の上に集まって、逝去者記念の礼拝を行っています。目には見えなくとも、わたしたちの間にイエスがおられます。
イエスは群衆を見ておられました。人々の深い悩みと悲しみを感じておられました。
「悲しむ人々は、幸いである、その人たちは慰められる」5:3-4
こうイエスが言われたとき、イエスご自身も悲しみを心に抱えておられました。
今から約100年前、日本の植民地支配下にあった朝鮮に李龍道(イ・ヨンド)という牧師がいました。彼が礼拝で説教壇に立っただけで、会衆は涙を流し、李龍道牧師も泣いたと伝えられています。そのように、語るイエスもそれを聞く人々も、悲しみを共にしていたに違いありません。
わたしたちの悲しみ、とりわけ大切な人を失った悲しみを、イエスは一緒に悲しんでくださるのです。
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