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【説教】幼子はイエスと名付けられた
ルカ2:15-21
2021年1月1日・主イエス命名の日
上野聖ヨハネ教会
「八日たって割礼の日を迎えたとき、幼子はイエスと名付けられた。これは、胎内に宿る前に天使から示された名である。」
ルカ2:21
今日、1月1日は主イエス命名の日です。
母マリアは天使ガブリエルから「その子をイエスと名付けなさい」(ルカ1:31)と言われていました。父となることを引き受けたヨセフも、夢で天使から「その子をイエスと名付けなさい」(マタイ1:21)と命じられていました。
誕生から8日目のこの日、幼子は正式にイエスと名付けられました。
その子の名はイエス。「イエス」とは「主(ヤハウェ)は救う」「神は救い」という意味です。主なる神の救いをこの世界にもたらすために生まれた幼子の名前はイエス。イエスの名はマリアから愛をもって呼ばれ、ヨセフから愛をもって呼ばれ、隣人たちから愛をもって呼ばれました。
ところでこのイエス命名の出来事を伝えるルカ福音書の中で、直接このイエスの名を呼んだ人たちがいます。その中から今日は3人の人に注目してみます。
第1は、会堂の中、礼拝の最中でした。カファルナウムの町の会堂礼拝でイエスが説教をしておられる最中に、ある男が大声で叫びました。
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