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【聖書協会共同訳「詩編」の日本語について──個人的印象(4)】
今回は聖書協会共同訳が新共同訳よりも良くなったと感じる箇所です。結果的には以前の口語訳、文語訳の回復になっているようです。
(新共同訳詩編は30年以上にわたってわたしの支えになってきました。今は新共同訳と聖書協会共同訳の両方が力となっています。)
〇詩編23:2
「主は私を緑の野に伏させ
【憩いの汀(みぎわ)】に伴われる。」
新共同訳は
「主はわたしを青草の原に休ませ
憩いの水のほとりに伴い」
〇27:4
「私が主に願った一つのこと
私はそれを求め続けよう。
命のあるかぎり主の家に住み
【主の麗しさ】にまみえ
主の宮で尋ね求めることを。」
新共同訳は
「ひとつのことを主に願い、それだけを求めよう。
命のある限り、主の家に宿り
主を仰ぎ望んで喜びを得
その宮で朝を迎えることを。」
〇31:16
「【私の時は】御手にあります。」
新共同訳は
「わたしにふさわしいときに、御手をもって」
〇詩編119:90
「【あなたのまこと】は代々に及び」
新共同訳は
「あなたへの信仰は代々に続き」
89~96節のまとまり(ラメド)で、各節に「あなたの言葉」「あなたの裁き」……と神の側の事柄がうたわれています。
新共同訳では90節のみ「あなた【への】信仰」と、<人間の側から神へ>の訳になっていました。聖書協会共同訳では「あなた【の】まこと】と、神の側の事柄となり、統一されました。