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【説教】聖書から忍耐と慰めを学ぶ
ローマ 15:4
2022年12月4日・降臨節第2主日
上野聖ヨハネ教会にて
今日、降臨節第2主日は日本キリスト教協議会や日本聖書協会では「バイブル・サンデー」とされています。聖公会手帳を開くと、今日のところには「バイブル・サンデー」と印刷されています。
聖書がなければ、わたしたちはクリスマスを知りませんでした。聖書がなければ、救い主がどのようにしてわたしたちを訪れてくださったかを知ることはできませんでした。
今日の使徒書、ローマの信徒への手紙には「聖書」が出て来ました。
「かつて書かれた事柄は、すべてわたしたちを教え導くためのものです。それでわたしたちは、聖書から忍耐と慰めを学んで希望を持ち続けることができるのです。」ローマ15:4
今日はこの言葉「聖書から忍耐と慰めを学んで希望を持ち続けることができる」──これを大切に心にとめましょう。
聖書はわたしたちに忍耐と慰めと希望をもたらしてくれます。
第1に、聖書はわたしたちに、忍耐をもって取り組むことを教えてくれます。聖書からの励ましがなければ、わたしたちの忍耐は続かず、事がうまく運ばなければ投げ出してしまうでしょう。
第2に、聖書は神からの慰めを伝えてくれます。もし聖書がなければわたしたちは慰めを得ず、心は枯渇してしまうでしょう。
……
