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【聖餐式の言葉から 5】
聖書のみ言葉を聞きましょう
特祷の後、わたしたちは聖書のみ言葉に耳を傾けます。
旧約聖書:イエス・キリスト以前に、古代イスラエルの歴史の中で生まれた文書です。律法(モーセ五書)、歴史、預言、知恵と詩歌などが含まれます。非常に豊かな世界です。
旧約聖書は全体として、また具体的ないくつかの箇所が、やがて来るべき救い主を待望し、指し示しています。
旧約聖書に触れることによって、新約聖書の語る意味がより明確になってきます。新約聖書は旧約聖書を土台あるいは背景として書かれたからです。
詩編:古代イスラエルの人びとが礼拝の中で用いた祈りの詩集です。ゆっくりと、心に汲み取るように交唱できればと思います。
詩編が自分の祈りとなっていくことが信仰の成長です。
使徒書:新約聖書の福音書以外(使徒言行録、書簡、ヨハネの黙示録)からの朗読です。ここには信徒への教え、慰め、促しがあります。また使徒書には、キリスト教の根幹を伝えるメッセージが多く含まれています。
福音書:主イエスの言葉と行動に耳を傾けます。イエスが今、ここにおられることを意識するために、わたしたちは立って福音書の方を向きます。
聖書のみ言葉はわたしたちを養い、支え、導きます。
聖書を聞く(読む)ことは言わば<吸う息>、祈ることは<吐く息>です。この両方を大切にすることによって、わたしたちは窒息せず健全に、信仰を深めていくことができます。