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【説教】イエス・キリストの日

コリントの信徒への手紙Ⅰ 1:8

2023年12月3日・降臨節第1主日

上野聖ヨハネ教会

 クリスマスの備えをする降臨節に入りました。祭色は紫。聖卓も聖書朗読台も説教壇も、そしてストールも紫です。慎みと待望の色です。


 降臨節は、ひとたび来られた救い主イエス・キリストを喜び感謝しながら、この方が再び来られるのを待ち望む期節です。わたしたちは、言わば後ろからも前からも支えられています。後ろからは、すでに来られたイエス・キリスト、降誕の主によって支えられています。と同時に、前方を希望をもって仰ぎます。わたしたちはやがて来られるキリスト、再臨の主によって支えられています。過去と未来の両方から支えられて現在を生きる。これがわたしたちキリスト者です。

 わたしたちの主イエス・キリストの日。それは涙の日です。
その涙は喜びの涙です。愛する主イエスと、顔と顔とを合わせてお会いする。わたしたちを愛していてくださる救い主イエス・キリストが、わたしたちを喜び迎えてくださる。喜びの涙の日です。
 同時に、その涙は悔い改めの涙です。その日、隠されていたわたしたちの罪と過ちがあらわにされ、痛みと嘆きが起こるでしょう。けれども主には赦しがあり、癒やしと慰めと永遠の平安が与えられます。
 その日、イエス・キリストご自身の目にも涙が宿っています。わたしたちとの再会を喜ばれるからです。

 その日まで、わたしたちは放置されているのではありません。今日の使徒書はこう語っていました。
「主も最後まであなたがたをしっかり支えて、わたしたちの主イエス・キリストの日に、非のうちどころのない者にしてくださいます。」コリントⅠ 1:8
主がわたしたちを最後までしっかり支え、十分に整えてくださると約束されています(コリントⅠ 1:8)。
 その日を目指し希望をもって生きていきましょう。