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召し使いの祈り ヨハネ第 2章から
「世話役はぶどう酒に変わった水の味見をした。このぶどう酒がどこから来たのか、水をくんだ召し使いたちは知っていたが、世話役は知らなかったので、花婿を呼んで、言った。『だれでも初めに良いぶどう酒を出し、酔いがまわったころに劣ったものを出すものですが、あなたは良いぶどう酒を今まで取って置かれました。』」ヨハネ2:9‐10
主イエスさま、あなたは水をぶどう酒に変えられました。
わたしたちはただ、あなたが言われたとおり水瓶に水を満たしただけです。
けれども井戸は遠く、水は重く、六つの水瓶を満たすのは大変でした。何度も何度も井戸と家を往き来して、いったい何の意味があるのか疑いました。
水なら十分家には用意されていたのです。ぶどう酒が足りなくなっていることはわかりました。けれども水を運んでどうなるでしょう。徒労ではありませんか。
でもわたしたちはマリアさんを信頼していました。マリアさんがおっしゃったから、あなたの言われるようにしたのです。
わたしたちは井戸から水を運んで、六つの瓶いっぱいに満たしました。するとあなたは、それを汲んで宴会の席に持って行くように言われました。運んで行った水。それがいつの間にかぶどう酒に変わっていたのです。
あなたはそのぶどう酒で集まったすべての人々を喜びで満たされました。そしてわたしたちも、これまでまったく味わったことのないぶどう酒を飲みました。最上のぶどう酒、あなたの愛のいのちを、わたしたちも味わったのです。
徒労ではありませんでした。報われる尊い仕事でした。
主イエスさま、あなたのみ言葉に聞き従わせてください。それによって人々があなたの恵みを経験することができますように。そしてわたしたちもともに喜ぶことができますように。
水をぶどう酒に変えるのはあなたです。あなたの甘く貴いぶどう酒を多くのひとが、だれもが必要としています。わたしたちが汲む水はわずかでしかありませんが、あなたが命じられるなら、これからも水を汲みつづけます。喜んで汲みつづけます。
あなたの栄光があらわされますように。アーメン