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【説教】叱られたフィリポ
ヨハネ14:1-14
2023年5月7日・復活節第5主日
上野聖ヨハネ教会
今日は、福音書の中に登場した12弟子の一人、フィリポについてお話しします。使徒言行録にもフィリポが出て来ますが、それとは別人です。フィリポは、ペテロ、ヨハネ、アンデレ、トマスといった弟子たちと比べると印象が薄いかもしれませんが、やはり重要な人物です。出身はガリラヤ湖の北側の町、ベトサイダです。
フィリポとイエスの出会いはこうです。
「その翌日、イエスは、ガリラヤへ行こうとしたときに、フィリポに出会って、『わたしに従いなさい』と言われた。」ヨハネ1:43
イエスはフィリポを、自分の弟子となるべき者として見出されました。そして自分に従ってくるように言われました。フィリポはイエスに従いました。これがフィリポの新しい人生の始まりでした。彼は、イエスが神から遣わされた方であると信じて、深く慕っていました。それで彼はすぐその後、自分の友人のナタナエルをイエスのところに連れてきて引き合わせます。ナタナエルもイエスを信じて弟子となりました。
また、こんなことがありました。非常に大勢の群衆がイエスの後を追って山にまで登ってきました。イエスはそれを見て、人々の空腹と疲れを心配されたのでしょう、フィリポにこう言われました。
「この人たちに食べさせるには、どこでパンを買えばよいだろうか」ヨハネ6:5
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