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ヨナさん、海に投げ込まれる――ヨナ物語2

「人々はヨナが、神さまから逃げて来たことを知った。」

ヨナ書1:10

くじを引くとヨナさんに当りました。みんなは言いました。

「ヨナさん、あなたはどういう人か。何をしたのか。どこへ行くのか。」
ヨナさんは答えました。「わたしは天の神さまを信じる者です。実はわたしは神さまから逃げて、タルシシュへ行くつもりでこの船に乗ったのです。」
「何ということをしたのだ。」
嵐はどんどんますますひどくなり、このままでは船が沈んでしまいます。いったいどうしたら良いのか。
ヨナさんは言いました。「こうなったのはわたしが神さまから逃げたせいです。わたしの足と手を縛ってわたしを海に投げ込みなさい。そうすれば助かるでしょう。」
 波が船の中に打ち寄せてもう船が砕けそうです。
「ヨナさん、ゆるしてくれ。神さま、ゆるしてください。助けてください」と言いながら、みんなはヨナさんの手と足を縛り、海に投げ込みました。
すると、風はやみ、波は収まり、海はすっかり静かになりました。
海に投げ込まれたヨナさんはどうなったのでしょうか。
海の中に大きな魚がいました。家のように大きな魚です。神さまがその魚に「ヨナさんを呑み込みなさい」と言われたので、大きい魚はヨナさんを呑み込んでしまいました。ヨナさんは魚のおなかの中で、「ここはどこか。だれもいない。何も見えない。わたしは死んだのか。生きているのか。神さま、助けてください。助けてください」とお祈りしました。

神さま、どうか、神さまから逃げた人も、嵐の中にいる人も、ひとりぼっちの人も、どうかお守りください。イエスさまによってお願いします。アーメン

(2004/06/23)